美味しいコーヒーを淹れるための黄金バランス。挽き目と抽出時間の関係性

2023/12/24

コーヒーのいろは

美味しいコーヒーを淹れるための黄金バランス。挽き目と抽出時間の関係性について

挽き目と抽出時間の関係

美味しいコーヒーを淹れる条件として
・挽き目　と
・抽出時間

のバランスはとても大切な関係にあり、
常にそのバランスを意識しています。

例えば、当店の
ハンドドリップ用の挽き目と

ドリップバッグ用の挽き目では、

二つの挽き目に随分“差”を付けています。

ハンドドリップ用は粗め

ドリップバッグ用は細かめ。

ドリップバッグは、“一杯分”という少ない量のため、抽出時間が短くなりがちです。

また、ドリップバッグはコーヒーを入れる専門的な道具が無くても簡単に美味しく淹れられるようにと開発している商品ですので、ドリップ技術がなくてもしっかり味が抽出されるように、“旨味は抽出するけれど雑味は出にくい『細かめ』の粗さ”にしています。

この“旨味は抽出するけれど雑味は出にくい『細かめ』の粗さ”のコーヒー粉は、ドリップバッグに適した粗さになっておりますので、

この粗さで普通にハンドドリップすると、

過抽出になってしまいます。

（過抽出＝コーヒーの成分が出過ぎること。美味しいと感じる範疇を通り越して、苦味や雑味が出過ぎてしまうこと）

ただ、この粗さのコーヒー粉を過抽出にさせず、美味しく淹れることは可能です。

そこで重要になってくるのが、表題の

“美味しいコーヒーを淹れるための黄金バランス。挽き目と抽出時間の関係性”です。

ハンドドリップ用の挽き目を、50とします。

ハンドドリップに適した抽出時間を、50とします。

美味しいコーヒーを100とすると

（ハンドドリップ用の挽き目）＋（ハンドドリップ用の抽出時間）＝美味しいコーヒー

50+50＝100となります。

普通に淹れると過抽出になってしまうドリップバッグ用の挽き目を70とするなら、美味しいコーヒー（100）にするには、

抽出時間は100-70=30で、30にしないといけません。

つまり、抽出時間を短くして、バランスを調整します。

通常は淹れ方に適した挽き目で挽くと思いますので、挽き目から淹れ方を変える事はあまりないケースだとは思いますが、こんな時にこの考え方は重宝します。↓

ドリップバッグ作成時にうっかり、
間違って多く挽いてしまった時…

ある朝にそのコーヒーを
ハンドドリップで淹れました☕️

いつものハンドドリップ用の挽き目より
随分細かいので、
いつもと同じ抽出時間にしてしまっては
バランスが悪くなります。
（濃すぎたり雑味が出たりする）

なので
2湯目だけはゆっくり旨味を引き出すドリップをして
その後は早く早く抽出。

雑味のないスッキリした味わいに抽出できました🤗

挽き目は
これといって正解はないのですが

抽出時間と挽き目の
黄金バランスさえ間違えなければ

どんな挽き目でも
美味しいコーヒーに持っていく事は可能です⭕️

さすがに
エスプレッソ挽きの超極細挽きは
ハンドドリップには向きませんが…
（ブラックで美味しく飲めるバランスにはならない）

挽き目と抽出時間のバランスを意識しながらドリップすると、安定して美味しいコーヒーが淹れられると思います😊♪

淹れ方で困った時は、お気軽にLUONTOCOFFEEご相談ください😊

LUONTOCOFFEE（ルオントコーヒー）
愛知県岡崎市にて、高品質なスペシャルティコーヒー豆のみを仕入れ、自家焙煎しています。
ブラックで飲みやすいコーヒーにするため、旨味を最大限引き出し、苦味も酸味も程良くまろやかな味わいのコーヒーになるように焙煎してします。
当店のコーヒー豆、ドリップパック、水出しコーヒーパック、ギフトセット等は、LUONTOCOFFEE公式オンラインショップの通販サイト、または委託販売店舗様にてご購入いただけます。
事業者様向けの卸売販売も行なっております。
お気軽にご相談下さいませ。

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