コーヒー豆の最適な保存方法は?【冷凍保存】が最適な理由
コーヒー豆の最適な保存方法は?【冷凍保存】が最適な理由、コーヒー豆のおいしさをそのままキープする方法をご紹介いたします。
こんにちは、おいしいコーヒー研究家、LUONTOCOFFEE藤田です。
まず、“コーヒー豆の特性”についてお話しさせて下さい。
コーヒー豆は、焙煎したその日から、“酸化”の道を辿ります。これはどんな食品でも同じ事ですが、コーヒー豆も例外ではありません。
〔豆のまま〕であれば焙煎から2、3日は劣化ではなく※熟成と言ってもいいかもしれませんが、
(※熟成…焙煎してすぐのコーヒー豆を少し落ち着かせる事で、酸味や苦味がまろやかになり、コクが深くなります)
この熟成については、保存温度に関係しません。
しかし、コーヒー豆の風味を悪くする酸化現象は、保存温度に深く関わってきます。
焙煎後、保存温度が高ければ高いほど、酸化のスピードは早くなります。
[コーヒー豆の酸化するスピード]
常温>冷蔵>冷凍
【冷凍保存】すれば、焙煎直後のフレッシュな状態をキープすることができます。
なおかつ、冷凍保管で熟成もできます。
(焙煎直後のコーヒー豆をすぐ冷凍保管し、2、3日後に味見をすると、味がまろやかになっていることを感じます。冷凍状態でもちゃんと熟成ができています。)
◉常温保管での悪影響
常温保存の状態で一週間もすると、豆の表面をギトギトした油が覆い、油の酸化した嫌な香りを発します。
抽出したコーヒー液にも、この油の参加臭が抽出されてしまいます。
(コーヒー豆は、コーヒーノキという植物の種子なので、元々多くの油分を含みます。)
冷凍庫から出した時の結露が、コーヒー豆に悪影響を与える…とおっしゃる方もみえますが、(コーヒーの教科書的なものにも書いてあったりします)
私の経験上、結露がコーヒー豆の風味に悪影響を与えることは、まずありません!
またすぐに冷凍庫に戻せばいいだけです。
常温にコーヒー豆をさらす時間を、極力減らすべきです。
私が考える最適なコーヒー豆の保存方法は、断然【冷凍保存】です。
記事検索
NEW
-
query_builder 2023/09/29
-
『秋のブレンド』今年は個性のあるスペシャルティコーヒー豆2種で作りました
query_builder 2023/09/28 -
コーヒー教室/9月『いつもよりもっと美味しく!リッチブリュー講座』
query_builder 2023/09/19 -
コーヒーとおやつのセット『クーテのおやつ箱』第一回 発送いたしました♪
query_builder 2023/09/11 -
コーヒー教室・9月【リッチブリュー】いつもより1ランク上の美味しいコーヒーの淹れ方講座
query_builder 2023/09/03